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ヤマハは、motoGP用のファクトリーマシン「YZR-M1」の技術に基づいて開発した
1,000ccの水冷・4ストローク・並列4気筒F.I.エンジンを搭載する
2009年欧州向けニューモデル、「YZF-R1」を2009年1月より発売する。
詳しくは以下より・・・。
2009年欧州モデル 「YZF-R1」 主要仕様諸元(フランス仕様を除く) |
全長×全幅×全高 | 2,070mm×715mm×1,130mm |
シート高 | 835mm |
軸間距離 | 1,415mm |
車両重量 | 206kg |
原動機種類 | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ |
気筒数配列 | 並列4気筒 |
総排気量 | 998cm3 |
内径×行程 | 78.0mm×52.2mm |
圧縮比 | 12.7:1 |
最高出力 | 133.9kW(182PS)/12,500r/min |
最大トルク | 115.5N・m(11.8kgf・m)/10,000r/min |
始動方式 | セル式 |
燃料タンク容量 | 18L |
燃料供給 | 燃料噴射式 |
タイヤサイズ (前/後) | 120/70ZR17 M/C(58W)/190/55ZR17 M/C(75W) |
■新設計アルミフレーム
優れた旋回性能を引き出すため新設計のアルミ製デルタボックスフレームを採用した。
エア・インダクションの吸入口からのダクトがフレームを貫通するレイアウトは現行式を継承するが、
エンジン懸架位置の変更を中心に、形状・サイズ、使用アルミ材、剛性バランスなど全面新設計した。
剛性バランスの適正化により、高速安定性はもちろん、旋回性、特にコーナー脱出時において
トラクションを効率よく引き出し旋回性に貢献するものとなっている。
ディメンションも一新し、
エンジン搭載角は現行比で9度直立に近づけた31度(シリンダー前傾角)とし
搭載位置も12mm前方寄り(ドライブ軸位置)として前輪接地感のある走行フィーリングに寄与させている。
ピボット位置についても最適化し、
加速時のチェーン張力が効率良くリアサスペンションのストロークを生み出し
駆動力伝達に貢献するものとした。
■新設計クロスプレーン型クランクシャフト採用1,000ccエンジン
卓越したコーナリング性能を具現化するため、
クロスプレーン型クランクシャフト※を
備える1,000ccの水冷4ストロークDOHC並列4気筒・4バルブエンジンを採用した。
ボアストロークは、
ヤマハの1,000ccスーパースポーツとしては最大ボアとなる78×52.2mmのショートストローク型である。
このクロスプレーン型のクランクシャフトは、
MotoGPマシン「YZR-M1」の技術に基づいて開発、
スロットル操作に対しいっそうリニアに駆動力を引き出すことを可能としている。
深くリーンしながら旋回・脱出する際に要求されるリニアなコントロール性に寄与、
優れた旋回性、立ち上がり加速を引き出すポイントである。
※ クロスプレーン型クランクシャフト
高回転型エンジンで、上質なトルク特性を引き出すクランクシャフト構造。
【解説】
ピストンの慣性力によりクランクの回転速度は1回転の間で僅かに変動しており
トルクの変動を生み出している。
通常の並列4気筒エンジンでは、外側の2気筒と内側の2気筒が同じ動きをするので、
回転変動が増速し回転数の変動量は4倍となる。
クロスプレーン型クランクシャフトでは、このトルク変動を相殺するため
隣り合うピストンの配置を4分の1回転(90度)ごとにしクランク変動を相殺、
高回転型エンジンにおける上質なトルク特性を引き出している。
さらに詳しく知りたい方はメーカーサイトへ
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